🗓 2025年04月17日

 ドナルド・トランプ米大統領の攻撃的な関税政策や移民政策に対し、各国で反発が広がっている。これに伴い、米国製品の不買運動や米国旅行の忌避が進み、米経済への影響が懸念されている。

 トランプ米大統領は17日、利下げに慎重な米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長について、早期に退任すべきだとの考えを示した。自らの交流サイト(SNS)に「パウエル氏の退任はいくら早くても早過ぎることはない」と投稿した。(毎日新聞)

 通貨の通貨の番人、連銀総裁人事まで口を出してきた。米国民は自分たちが選んだ大統領は失敗だといつ気が付くのだろう。暗殺か辞任しか大統領は辞めさせられないのだよ。上院の弾劾裁判の判決はまた厳しいのだ。二人訴追されたが逃げられた。ニクソンは弾劾裁判で解職されるのを見越して辞任した。24時間でウクライナ戦争を停止にできると大統領選でほざいていたが、幻想であることが徐々にわかってきた。

 朝礼暮改どころではないもはや無政府状態だ。我が国の日銀でもそうだが各国は中央銀行の独立性に保証を与えている。トランプの施策は間違いだとパウエル議長は言っているのだよ。欧州が金利を下げたから米国も下げろと言っているが、関税で米国内の物価は上昇する恐れがあるから様子を見ようというパウエルの意見は正しい。パウエル氏の任期は2026年5月までとなっている。これをやめさせたら中央銀行の独立性がなくなる。誰が通貨の番人をやるのだ。大統領ではない。

 41年前勤務していた証券会社の研修旅行で米国に1週間行ったことがある。毎年成績優秀者を10名くらい選んだ。いわゆるご褒美だった。当時の旅費は日本円に換算して80万くらいか。20万のお小遣いがもらえた。その時ガイドがトランプタワーと紹介した。ワールドセンタービルに米国駐在員事務所があり、自由の女神がはるか下に見えた。その時、金色のトランプビルの所有者が米国大統領になるとは思わなかった。NYのティファニー本店で買った銀のネックレスだと思っていたものが会津の貴金属買取店にもって行ったらメッキだった。ワールドセンタービルはテロで崩壊した。静岡県清水のすし屋で定食を食いながら飛行機が突っ込みビルが崩落した映像を見た時はショックだった。夜の11時頃だったか。

 41年前すでに私は悪魔トランプの根城を通過していたのだ。どういうわけかトランプビルを2.3回通過した。その度にガイドがトランプビルと連呼した。エンパイアステートビルに行ったときか。ワールドセンターもエンパイアステートビルでもエレベーターを乗り継いだことに驚いた。日本では最上階まで一つのエレベーターだったからだ。

(文責:岩澤信千代)

(文責:岩澤信千代))