🗓 2024年02月20日
安倍、二階両派(いずれも派閥解散)幹部の政倫審出席問題の行方。野党側は、いわゆる安倍派「5人衆」と二階俊博元幹事長の政倫審出席を「最低目標」とし、自民の「確約」が得られなければ、2024年度政府予算の年度内成立が確定する3月1日までの同予算案の衆院通過を阻止する構え。
そもそも、政倫審の開催は、議員自らが弁明を申し出るか、委員の3分の1以上の提案が必要。しかし、衆院政倫審の野党委員は3分の1に達せず、自民議員が申し出るか、与党が提案に加わらないと開催できないのが現状だ。(東洋経済オンライン)
政倫審の開催を決めるには委員の3分の1以上の提案が必要で野党はその席を持っていない。こりゃ無理だわな。二階元幹事長は不快感を表し、安倍派幹部は条件を付けているという。岸田首相は議員に自ら出席して説明責任を果たすよう働きかけているが、誰が素直に岸田さんの言ううことを聞くか。裏金議員の自民党としての処分も棚上げされたままだ。何も前に進んでいない。刷新会議の結論を見たら国民が多いに失望するのが目に見えるようだ。
(文責:岩澤信千代)