🗓 2024年02月24日
一昨年、証券会社勤務時代の同期生Nが会津に来たので一緒に飲んだ。そして八重顕彰会の法人会員になってもらった。去年の6月10日の櫻井よしこ講演会にも東京から来た。その後の二次会では芸者さんの花代の追加分も支払ってくれた。会報にも広告を出してもらった。そして今年の6月14日の顕彰祭にも参加してくれる。
彼と知り合ったのは新入社員の時であるから40年以上前のことである。入社して1か月程度の集合研修で同じ釜の飯を食った仲である。彼は同期の出世頭で一部上場の6000人の従業員がいる会社の常務まで栄進した。今年の6月13日には「講師を囲む会」にも出席してくれる。20代初めに知り合った人とかなりの年月を経て共通の空気を吸うことになるとは。
そして今日のSさんからの電話である。いつもの口調で「女房と一緒に会津に桜を見に行くから」去年までは京都の証券会社に勤めていたが退職したという。私が京都會津会の法要や研修旅行で京都に行ったときに携帯に何度も電話したが応答はなかった。それが今日の朝「俺だ。Sだ。」であるからびっくりした。Sは横浜支店で副支店長、私は営業課長であった。平成7年頃(1995年)の話である。その後本店営業部でも一緒だった。会津で会うことができれば約20年ぶりである。戦友とか同じ釜の飯とかよく言われるがここのところ立て続けに経験することとなった。
NはAを連れてくるという。A女は最初の新小岩支店の時に短大を出て入社した。NとSは勤務先が同じだったこともあり私が共通の知り合いだったわけだ。新小岩の仲間たちは仲が良くK支店長(のち常務)が存命の時は何事にかこつけ飲み会を開いていた。だからAの30歳くらいまでは知っている。飲み会に彼女が赤か茶色のカバンを持ってきたことがある。「バーキンといって、60万くらいする。」と言った。初めてそのブランドの名前を知った。
ただ彼女に6月は他所へ旅行に行くことがすでに決まっていて、13.14日の顕彰祭に出席できるかわからないという。初めて一緒に仕事した時には20歳。今60歳越えのおば様、どれだけ変貌していることやら。それにしてもK支店長にはタダ酒をよく飲ましてもらった。新小岩支店時代の同僚とは今でも連絡を取り合っている人が多い。よく飲み、よく仕事をした仲間は関係が続くものだ。
(文責:岩澤信千代)