社会調査研究センターは16、17日、スマートフォンを対象とした調査方式「dサーベイ」による全国世論調査を実施した。仮に今、衆院選が行われたら比例代表でどの政党に投票するかと尋ねたところ、立憲民主党14％・自民党13％・日本維新の会12％と上位3党がほぼ横一線で並んだ。この質問を始めた昨年6月以降、立憲民主がトップに立つのは初めて。自民は昨年10月まで20〜21％で推移していたが、11月に20％を割り、2月の前回調査で14％に急落していた。（毎日新聞）

社会党の土井たか子党首が「山が動いた」と絶叫した事があったが、今回これがありうる可能性が出てきた。しかし気を付けなければいけないのは、今衆院選挙をやったらということと比例の分だけであることだ。小選挙区ではしがらみのある組織票が一杯残っている。岸田政権が人気どりに失敗すれば与野党逆転もありうる。そのくらいのカンフル剤が今、日本に必要だ。

 

（文責：岩澤信千代）