🗓 2025年09月07日
党総裁選挙管理委員会の結論を待たず、石破首相自ら辞任した。遅きに失した。記者会見もねちねち、心に残るものではなかった。
在任中の手柄を延々と述べたが、石破のリーダーシップでなしえたものはどれ一つもないではないか?最後までねちねち、潔いものではなかった。辞める奴が理想を述べて何になるんだ。総理大臣になり日本国をどう導くのか鮮明でなかったのが選挙の敗因なのだ。それがわかっていない。
戦いは終わったのだ。これから鉄砲と弾を準備しろと敗軍の将が何を語っても意味のないことがわかっていない。敗軍の将は潔く切腹するか、戦場から離脱するしか道がないのだ。それがわかっていない。史上最低の辞任会見というしかない。「わが自民党」を繰り返していたが、臨時総裁選挙に入るのは自民党分裂を招くので不本意だから辞任したと。「しかるべき時期」とは日米関税交渉の行方を見ていたと。80兆円の投資、米を買え。明治の不平等条約の再現でないのか。
自民党は所属国会議員について総裁選前倒し要求の意思確認を8日に行い、総裁選実施か否かの結論を出す予定だ。田村憲久元厚生労働相は番組で「(意思確認という)投票行動になる前に決着がつく方が、党内は一枚岩で臨時国会を迎えられる」と述べ、石破茂首相が総裁選の意思確認前に退陣するべきだとの考えを示した。田村氏は、衆参両院が少数与党となった中で、首相は野党との連立など国会運営を停滞させないための態勢をつくるべきだったと指摘。「そういう姿がもっと見えていれば、党内の(反発の)声はここまで大きくならなかった」と首相を批判した。(朝日新聞)
国民が本当に見たかったのは自分の選んだ国会議員が石破首相を支持するかしないかだった。これも闇の中に葬った。
すなわち、フラストレーションを国民に遺したのである。大騒ぎして石破支持するかしないか結局捺印した書面の結果を国民の知るところにならなかった。バレーボールもブラジルに負けフラストレーションがたまる1日だったなあ。
(文責:岩澤信千代)