🗓 2021年09月10日

退任する菅首相の米国訪問は、多くの国民に違和感を与えたがだんだん理由がわかってきた。

やはりアフガン撤退の不首尾を含めバイデン大統領への風当たりが強くなり、支持率が目に見えて凋落しているのが大きい。クワッドの日米豪印4か国首脳を集め外交的な成功を収めたというのを自国民に見せたいようだ。表向きは自由で開かれたインド太平洋の実現や新型コロナウイルスについて意見を交わすようだ。菅首相は国連総会にも出席するかもしれない。

しかし実態はいみじくもマスコミが指摘するように菅首相の「卒業旅行」の範囲を越えないだろう。交通費すなわち税金の無駄遣いにしか思えない。

それにしても、今回の総裁選は安倍晋三の影がちらちらしすぎる。自由で開かれたインド太平洋は安倍晋三が提唱者である。河野は反原発・女系天皇を封印し、岸田とともにモリカケは再調査しないと発言している。全て安倍晋三の主張に反することは封印している。最大派閥の清話会の応援を喉から欲しいのだ。安倍晋三の盟友麻生派の票も欲しい。

「桜を見る会」は検察審査会の結果を踏まえ、起訴されている。単純に考えればホテルの宿泊費・パーテイー代の支払いを誰がどのお金を使ったのか。領収証と後援会員が払った参加料と単純比較すれば簡単にわかることだと思うのだが。国会にホテルの領収書は提出されなかった。ホテルの経営者・授業員が善良な国民であるならば真相がわかるはずだ。実際にかかった費用との差額を安倍晋三事務所が払っていれば、小渕優子が後援者に歌舞伎観劇やワインを配ったのと同じ構図なのだ。すなわち、後援者への買収行為である。山口選挙区の後援者のみが参加出来て、他地域の国会議員の後援者は参加できない税金を使った不要な催事だったのである。

次に週刊誌によると野田聖子の元夫は完璧なやくざであると、当時の夫の上司である組長が証言している。前回同様、よもや20名の推薦人を集めることはできないと思うが、将来にわたって総理大臣の資格はないものと判断せざるを得ないだろう。ドイツ・イギリス・ニュージーランドの例もあり日本に女性首相が誕生することは私も応援するが、今回の総裁選に限り安倍のコピー高市氏と反社会勢力と結婚していた野田氏との二人には賛同できないものがある。

(文責:岩澤信千代)