🗓 2021年10月04日
日本時間10月3日フランスのロンシャン競馬場で第100回「凱旋門賞」が行われた。ドイツのトルカータータッソ(GER)が優勝した。期待された日本のクロノジェネシスは3番人気だったが残念ながら馬群に沈んだ。日本馬の2位は何度かあるのだが優勝はまだない。
本日衆院で岸田文雄が第100代内閣総理大臣に指名される。組閣作業が順調に進みマスコミで公表されているが13人の新入閣の大臣がでるくらいでめぼしいものは、経済安全保障担当の国務大臣が新設されるくらいか。サイバー攻撃・技術流出など国家安全の機動的な対応が急務であるから当然だ。但し、「13日の金曜日」というように13という数字は良くない。
それに甘利明幹事長は総裁選挙の時は麻生派内でも、その他でも集票して岸田当選に大きな役割を果たしたが2016年に金銭授受疑惑の責任を取って内閣府特命担当大臣(経済財政政策)を辞任している。今でも秘書がやったことと逃げ回っている。
甘利明は武田24将の甘利虎泰の子孫である。武田24将といえば不思議な縁がある。私が会津村の顧問をしていた時に市役所の税務課へ相談に行った時の担当者が馬場さんであった。5年前のことである。今年になり町内関係の仕事でJAの職員と話す機会があった。JAの担当者が二人で来たのだが一人は私の講演を聞いたことがあるから初対面ではない。他の女性職員が自己紹介で結婚前の旧姓は馬場で隣町出身だとの事だったので、役所勤めの馬場さんのことを言ったら、同じ町内で隣りの家だという。「本家」(ほんか)と呼ばれているという。
5年ぶりに役所の馬場さんに連絡して何故本家と呼ばれているか聞いた。そうしたら祖先はやはり武田24将の馬場信房だという。信虎・信玄・勝頼の3代に仕え長篠の戦いで討ち死にした。父親の代までは馬場一族の懇親会に出席していたという。
会津は面白いところで、会津松平家は九州の名門豪族竜造寺家を藩士として庇護した。また小笠原流礼法を確立した小笠原長時(大龍寺に墓がある)も武田信玄に敗れ会津に逃れ蘆名氏の庇護を受けた。歴史上の人物の貴種に会えるのは珍しいことである。そういえば高校のサッカー部の先輩の叔父さんは徳川慶喜・勝海舟の血を引いている。私の先輩のおばあさんの名前(叔父さんは祖母の子供祖母は後妻:先輩の祖母は先妻)はウイキぺでイアにも出てくる。大名・華族の戸田家の子孫である。残念ながら、私の先輩は祖父の先妻の孫にあたり徳川家の血を引いてはいない。
先輩とはよく飲むが、徳川慶喜の子孫である叔父さんとは会ったことがない。葵紋が入った刀を持っていたそうだ。
ちなみに岸田文雄の第100代内閣総理大臣は、衆院選挙後の国会指名での新たに選出された議員の再投票になるので2か月たらずで第101代になる。めでたい100代の称号ははアッというまに終わるのだそうだ。
(文責:岩澤信千代)