🗓 2024年02月27日

政倫審が開けない。公開にするかしないかで自民党が決められない。自民と総裁の命令が行き届かないといううことだ。岸田首相は国会答弁ではきたいをもたせる発言をしているが、萩生田をはじめ安倍派幹部は総裁を見くびっている。私がはまっているやくざ映画は親分の一言は絶対だ。ただ権力をつかもうとして親分を殺害するものも登場する。だが「親殺し」としてやくざ社会から見放される。主人公はそういう人物を成敗する。

 だが、今の自民とは親を親とは総裁を総裁と思っていない。主権が国民にあるということも無視している。国民はこの不祥事の説明責任を求めている。公開して国民に向けて説明責任を果たすのが政治家だろう。そのためには税金で歳費を払っているのだ。どうして公開で自分の正当性を訴えないのか。

予算委員会で証人喚問するまで野党は頑張れ。予算年度内成立まで時間がない。強行採決に持っていくのか。自民党の横暴はいつまで続く。民主主義は多数決だ。この原則が自民党をのさぼらせている。こんなことをしていては権威主義主義のプーチンや習近平に植民地にされてしまうぞ。

2月27日長崎3区で独自候補を擁立せず不戦敗とする方向で調整に入った。すぐに衆院総選挙になれば合区で厳しい戦いになる。誰が立候補しても谷川議員の遺産で当選しないだろうから、立候補を敬遠するのは当たり前である。補選で不戦敗は戦って負けるのより傷が浅いと踏んだのだろう。

別なネットでは岸田首相を「念仏首相」と呼ばれている。「信頼回復」を念仏のように唱えているが、国民の心に全く届かない。「国会が決めること」と逃げ道を作り、疑惑議員を政倫審に引っ張り出そうともしない。それとも出席を促しても該当議員に無視されているのか。こうなったら国民の審判しか政道を正すことはできない。すなわち政権交代だ。

(文責:岩澤信千代)