🗓 2024年03月19日

 秋元司は贈収賄で一審で懲役四年の実刑判決を受けたが、東京15区補選に出馬表明するんだと。トランプみたいになってきた。それも控訴審判決が22日にあるのにようやるわ。政治家のつらの皮は厚いとよく言われるが、まさにその通りだ。20日に出馬表明して控訴審判決で有罪になったら出馬取りやめるか、それとも最高裁まで上告して確定判決を引き延ばすのか。本人は20日に有罪になっても無罪になっても出馬すると言っている。2審で無罪だったら自民党に公認申請するらしい。なんでもありの状態になってきたなあ。安倍派幹部が検察に起訴されなかったので勇気百倍にでもなったのか。世にも奇妙な物語が続く。

 もし、2審で無罪になり自民党が公認申請を受けて立候補させれば、補選3区全滅の予想を覆せるかもしれないシナリオが浮上してきた。だがIR汚職疑惑議員を自民党が公認するだろうか。キックバック裏金に加え汚職の疑いのある議員まで飼っているのかと思われるダメージを考えるだろう。ただ、有罪が裁判で確定してないので今は犯人ではない。

 公職選挙法の規定では、政治や選挙に関連して有罪判決が確定すると首長や議員は失職し、収賄などでは刑を終えてから10年の間、被選挙権が停止される。だが、判決が確定するまでは失職せず、被選挙権も維持される。(東京新聞)

 判決確定まで被選挙権は維持される。田中角栄や鈴木宗男・中村喜四郎は判決確定前に行われた選挙に当選している。地元民が納得し投票すれば議員になれるのだ。根性を有権者が評価すれば勝つこともありうるのだ。となると自民党は補選全敗は免れる。となると自民党にとっては秋元司がメシアになる。実際そんなことがあるだろうか?田中角栄や中村喜四郎と比べ秋元司にそのようなカリスマ性はあるだろうか。

(文責:岩澤信千代)

 

 

 

(文責:岩澤信千代)