🗓 2024年04月05日

 どういうわけか福島県選出の衆院議員は安倍派が多い。軒並み処分を受けた。大した役職も経験していない会津若松の議員は「党役職停止6か月」を受けた。「あれ?」2728万の萩生田光一の「党役職停止1年」とあまり変わらないではないか。当地の議員はもとより党役職になっていないから、何ら実害はない。萩生田は問題発生後、政調会長を辞任しているし、自民党東京都連の会長は辞任しないで済むらしい。地元の議員は処分は大物政治家なみだが政界での地位はそう高くはない陣笠議員だ。

 次の選挙で有権者はどう行動するか?「傷もの」としてみなすか「おらが先生」と限りない応援を続けるか。選挙の実施時期により変わるだろう。田中角栄のように逆風にもかかわらず当選した議員も多い。世耕は当選するのか。西村は当選するのか。

つまらない処分結果だったなあ。前もってリークされていたからサプライズもなかった。世耕はさっさと離党届を出したが塩谷は地元の後援会と相談してとか往生際が悪い。「安倍派のキックバックの責任のすべては座長である私が責任をとります。」と言って議員辞職すれば終わった話だ。辞職しないで自民党離党だけでも済んだかもしれない話だ。男をあげるチャンスがあったのに罪人にされてしまった。「自ら離党します」といえば次回選挙で勝てる望みは少しはあったのになぁ。比例復活当選なので小選挙区でしかも無所属では死刑宣告を受けたも同然だ。お人好しでなまじっか、とってつけたような座長などになったためにとばっちりを受けた。気の毒としか言いようがない。

(文責:岩澤信千代)