🗓 2024年06月21日

 今までの競走馬で最強を誇った馬でもいずれは負ける。誰もかなわない大横綱でもいずれ引退の時期は来る。横綱はあまり勝てなくなると横綱審議会あたりから引退勧告がでる。だから自分の花道は何処か一人悩む。横綱は辛い。大関なら幕下に陥落しても頑張ればまた大関になれる。横綱は違う。大関に陥落してまた横綱復帰はないからだ。引退の2文字だけだ。

 小池百合子は女帝と騒がれているが、横綱の重責と比べれば軽いものだ。競走馬にいたっては負けて悔しがるのは馬主や馬券を買った人たちだけだ。馬には走るという本能しかない。毀誉褒貶は関係ない。それにフランス料理と違い飼い葉の質と値段がそう変わるものではない。修業を積んだシェフが飼い葉を料理してくれるわけでないからだ。

 さて進退窮まった小池百合子はどのような言葉を残して政界を去るのだろうか。蓮舫に対して小池の出馬表明と軌を一にするアンチ蓮舫、negativeな話が氾濫してきた。これも自民党のステルス作戦か。

 最強を誇った武田軍団も滅びた。300年ものトクガワ・パクスパーナを築いた徳川幕府も滅びた。盛者必衰の平家物語の通りになるのだろう。ただ周りの人に聞くと源氏に例えられる蓮舫に行政能力があるのかと懐疑的な人も多いのも事実だ。

 この記事を書いているときに長州の山本貞寿先生の奥さんから電話があった。私の送った本の請求書があるけど振り込んだかの確認である。通帳で確認して振り込まれていることを伝えた。

 2.30分ほど話したが、「リハビリしている。元気になったらイの一番に会津に行くと言うだろう。」とのこと。ご長男もその時は会津まで同行すると言っているとのこと。先生は70回以上会津を訪問している。3.4回は奥さんも同行して大内宿にも行ったという。早期の回復を祈念するばかりである。

 

(文責:岩澤信千代)