🗓 2023年11月17日
これは参院自民党を長らく牛耳ってきた青木幹雄が述べた法則です。最近では青木幹雄の葬儀の時に森前首相が小渕優子を総理にすると弔辞で述べたのをテレビで拝見した人も多いだろう。
青木の法則とは内閣支持率と政党支持率の和が50%を切ると内閣は倒れるか弱体化するというものである。すでに岸田内閣はこの数字を下回っている。
青木の法則には第2があるという。国政選挙の際、与党第一党の現有議席に、直近の「青木率」をかけた数の近似値が獲得議席となるとするものであるとのことだ。
この数字からするととてもとても岸田首相は解散などできない。地方の選挙戦を見ても自民党県議などがバタバタ落選している。来年暮れには米国大統領選もある。日程上自民党総裁選まで解散権を行使すなどできないだろう。派閥領袖からの推薦を鵜呑みにして大臣・政務3役を任命したがほころびが次々と出ている。
第4派閥出身の首相としては総裁選で頭数を集めるには有力派閥の票が必要だ。事実上更迭された政務3役のスペアーは元石破グループが多いんだと。弱小グループの方が大派閥より人材が多いようだ。
こんなバカげた状況でロシアの7から9月期のGDPが発表された。5%台の驚異的回復力だ。日本は無能な首相の為に財源なき減税の話でもちきりだ。所信表明で「経済、経済、経済」と連呼していたが、裏付けのない妄言であることはかなりの国民が気が付いている。習近平と1時間以上話したと伝えられるが、日本の魚を中国が買ってくれれば得点になるが、今のところ要望したにとどまっている。日中両国の科学者が検証することは決まったらしい。
折角の広島サミットでゼレンスキーを呼んで得点を挙げたと思ったら身内のバカ息子の為、得点を台無しにしてしまい、スコアボードはビハインド、且つ失点を増やすばかりだ。安倍首相の元での菅官房長官のような軍師は側近に見当たらない。諸葛孔明・山本勘助のような軍師がいないと戦には勝てませんよ。わずかに機能していた女房役木原官房副長官は妻の事情聴取のおかげで影は薄くなった。
東京オリンピック開幕や大阪万博で国力が上昇気味だった頃が懐かしい。宇野総理はピンク騒動で9か月、竹下首相もリクルート株と消費税で短命内閣であった。
岸田首相が長くその座に留まることは至難の業ではないか?来年の秋の総裁選まで持つかなあ。茂木幹事長や高市大臣が爪を磨き始めたよ。
(文責:岩澤信千代)