🗓 2024年02月23日

①宮城野部屋の北青鵬の暴力事件はひどい。平手打ちやバーナーをあてる等日常茶飯事だったようだ。明解な解説で人気がある宮城野親方(元横綱・白鵬)は2階級降格の平年寄りになり、また師匠としての素養と自覚の欠如も問題視され、4月以降は所属する伊勢ケ浜一門が宮城野部屋を預かることを決めた。(スポニチアネックス)日常的だということなどで親方が知らなかったでは済まされない。白鵬は前人未到の優勝経験者であり、モンゴル出身ながら日本に帰化しており将来の相撲協会理事長の筆頭候補である。汚点がついてしまった。

②テレビで上川大臣の英会話を聞いたが堂々とした立派なものだ。諸外国と対等で交渉できる過去に例のない外務大臣である。宮澤喜一も英語に堪能であったがそれを上回る。英語で各国首脳と話せる人材が日本に育ってきた。毎度のことでサミット終了後首脳が仲良く写真におさまるが、各国首脳と世間話をしながら撮影現場に行けるということだ。

③ウクライナの世論調査では領土を守るという意見が75%と高率であるが、徴兵拒否の動きも多くなっているという。ウクライナの反攻も思うようにいっていないし、また西側も支援疲れが蔓延している。「領土割譲による停戦」しかない状況に進んでいるような気がする。2014年まで領土を回復させるといううのは絶望的なのではないか。「私ならウクライナ戦争を短期に辞めさせることができる。」というトランプに縋るしかないのか。国際決済システムからの追放などの策も中国・北朝鮮の戦争協力で意味をなしていない。中国はロシアから石油を買い続け北朝鮮はドローンやミサイルを供与している。一方ウクライナは武器をアメリカを中心としたNATO各国から援助がないと戦えない。プーチン一人の戦争に何故世界は翻弄されるのか。24日はウクライナ戦争勃発2年になる。

 

 

(文責:岩澤信千代)