🗓 2024年02月24日
今日2月24日はとんでもない記念日だ、ウクライナ戦争勃発が2年目になり、米国では共和党候補を選ぶ予備選がヘイリー氏の地元であるサウスカロライナ州で行われる。
ウクライナではゼレンスキー大統領の支持率が2022年には84%だったものが23年12月には62%まで下落したという。政府の信頼度も52%から26%に低下した。支持率低下には「鉄の将軍」と呼ばれた国民人気の高いザルジニー軍総司令官を解任したことも関係している。ウクライナの誤算はアメリカ、西側の軍事支援がすみやかでなく武器の供給に手間取っているからである。ロシア大統領選での再選を目指すプーチンは前線のウクライナ領土国大により勝利を圧倒的に勝ちとるつもりだ。反体制の指導者ワリワヌイ氏の死亡は反体制派の結集には結びつかず、プーチンはうまく民衆を抑圧している。
一方毎日新聞によると米国ではサウスカロライナ州の予備選の予想はトランプ60ヘイリー40でトランプの勝ち予想だ。問題はヘイリーの獲得数である。票差が20%以内だと3月5日のスーパーチュウーズデイまで持ちこたえられるだろうとみる。トランプは多くの裁判を抱え有罪の可能性もあるが選挙民はそれを問題にしていない。裁判が選挙民の投票行動に影響がないと思って他の共和党候補は戦線離脱していった。
最もヘイリーが大統領候補に留まるにしてもスーパーチュウデーまでの選挙人の得票数がトランプを超すよう見込めなければ予備選の候補として残るのは難しい。
(文責:岩澤信千代)