🗓 2024年03月03日

 「説明責任の果たし方、事実の状況も踏まえながら、党として処分をはじめとする政治責任について判断していく」と政倫審で明確に答えた。早い時期に結論を出す。茂木幹事長の姿はすでに自民党執行部から消えている。安倍派で考えろと言ったのが茂木の最後の役割だった。それ以後、何ら関与していない。政倫審に首相自ら出席して、日程を早め予算案の衆院可決に持ち込んだ。もう茂木を執行部の一員とは岸田は思っていないだろう。幹事長として何らの役割を果たせていないのだ。だから自ら先頭に立って動かなければならないのが今の内閣総理大臣だ。

 長崎は不戦敗、柿沢未途失職の東京15区も不戦敗の話が出ている。立候補させれば勝ち負けがはっきりする。立候補しなければ議席は取れないが、負けとはならない。細田元議長の島根は勝てるかどうか。いずれにしても岸田では選挙が勝てないと多くの自民党議員が恐れおののいているが、シャッポを替えても自民党の退潮は拭うことはできない。

 助けられているのは野党の支持率が上昇しないということだ。東北大震災時の菅首相の無能ぶりが頭をよぎり、国民は野党に政権を渡そうと思わないのだ。維新は大阪万博をはしゃぐだけはしゃぎお金がかかるとなると口をつぐんだままだ。所属議員の不祥事も後を絶たず、国会の採決となると自民党と同じく起立している。中途半端な野党なのである。こんな政党に野党第一党の資格を与えてはならない。国会で反対票がなくなってしまう。自民党独裁国家になってしまうということだ。

 安倍派の幹部処分がすみやかに行われなければ、ことは進まない状況になりつつあるが、政倫審で説明を尽くしたとか何らかの言い訳を見つけて軽い処分にできないかと岸田首相は考えているのではないか。秋の総裁選で旧安倍派100人を敵に回したくない。除名・離党勧告・党員資格停止・選挙の非公認さてどれを選択するか。誰が発表するのか。茂木はその場にいるか。しかし、茂木はすでに舞台から退場してるわな。テレビの画面にも出てこなくなった。

4月に岸田首相が北朝鮮を訪問、拉致被害者二人を帰してもらう。アメリカの国賓待遇訪問。支持率浮揚ができると思っているのだろうか。岸田首相の粘り腰政権維持は大したもんだともいえる。開成高校野球部の伝統か。

大谷の結婚相手と安倍派処分どちらが国民の関心事だ?間違いなく女房などは大谷の結婚相手の方に興味がいっている。似顔絵程度しか出さないらしいよと言っても誰か知りたいらしい。今日現在、岩手県の参院議員の不倫報道は知らないようだ。

裏金であたふたしている議員に言いたい。部屋存続が危ぶまれている宮城野部屋には、松井奏凪人(かなと、19歳)が入門し、171センチ、118キロで基準をパスした。一度自民党を離れて自分の力を磨いたら。こんな不安を抱えて相撲人生を始めようとしている若者がいる。自民党の傘の下で議員歳費を受け取ろうと思っていては若者の見本にならないよ。もっとも、今回は国民の審判は相当厳しいものになると覚悟していた方がいいだろう。安倍派5幹部をはじめ3割が生き残れるだろうか。国民は自民党に261議席を与えたことをしまったと気がついてるはずだ。

(文責:岩澤信千代)

 

(文責:岩澤信千代)