🗓 2021年01月12日

今年のスポーツは埼玉医科大学チームの健闘が光った駅伝、駒澤大学が鮮やかな逆転優勝を飾った箱根駅伝から始まった。高校生のバレー・サッカー・ラグビーと決勝戦が行われ、我々国民を元気づけてくれた。
 大学ラグビー決勝は天理大が、同志社大以来20数年ぶりに関西の大学が日本一になった。残念ながら早稲田のラグビー歌「荒ぶる」(大学日本一になった時だけ歌える)を聞くことはできなかった。

10日から開幕した大相撲では横綱を目指している貴景勝が二連敗中である。横綱昇格は黄信号がともったようだが、残りの13日の星の奪い合いで優勝することもあり得る。今回は優勝できるか横綱昇格の注目といえよう。それだけ「綱を取る」ということは、相当なプレッシャーなのだろう。何度も挑戦して横綱になった稀勢の里がNHKで解説していたが、経験者の言葉は一言一言重く感じられる。
 今回の場所は、出場している他の部屋の力士がコロナ感染すれば即中止という、感染対策を十分にとったうえで背水の陣で相撲協会は場所を開催している。何とか千秋楽まで国民を楽しませてくれることを切に思う。

併せて、水泳の池江璃花子の20歳の晴れ着姿が報道されていたが、白血病から復活しオリンピック出場するようなことが起こると多くの人が勇気をもらうことになり、日本国民の励みになるだろう。
 ミュージックとスポーツは、太古の昔から人類を勇気づけてきた。
 絵画もしかりである。文化・スポーツの伝統を我々は途切れさせてはならないし、協力を惜しむべきではないと考える。

(文責:岩澤信千代)