🗓 2022年02月03日

センバツ出場を果たした県立只見高校の長谷川清之監督(55)のモットーである。この言葉で選手たちを指導してきた。長谷川監督は只見町出身で学法石川高校で甲子園の土を踏んだ。出場する選手は人生の中で得難い体験をする。それが種となり郷土の後輩に伝わる。福島民友新聞が取材した上中下の連載記事の本日(中)を読んでその指導方法を知ることができた。

新島襄・八重は梅の花が好きで、自宅庭にも梅の木を植えた。冬の間じっと寒冷に耐えながら蕾を膨らませ、温かくなったら花びらをパーっと開花させて匂いを充満させる梅の花が大好きであった。教育も若い青年を同志社の中でジーッと育て上げ、苦難に打ち勝つ強い心で良心を持った青年・国民に育てあげることを目標にした。

まさに長谷川監督の選手に対する指導方針と合致するのである。些少のお祝い金を持参したが、今日の福島民友新聞の取材記事でやはり新島襄・八重との共通点があったことが確認できた。

余談であるが、八重の兄覚馬は柿が好きで、床の間に柿の絵をかけ、庭に柿の木を植えた。柿に教育という言葉は結び付かないが、故郷会津を想い浮かべるには何と言っても柿が合う。

高校時代の同級生が東京新橋で「身しらず」という居酒屋をやっている。在京会津人や会津から出張してきた人のたまり場となっている。狭い店ではあるがいつも一杯で予約をしないと席に座れない。有名店で雑誌で何回も取り上げられている。顕彰祭の講師渡部恒雄さんも常連客と聞く。

(文責:岩澤信千代)