🗓 2022年09月22日
焼身自殺を選んで安倍晋三国葬に反対する人が出てしまった。毎日新聞の世論調査では60%近くが国葬に反対だ。お膝元の自民党議員村上誠一郎氏も欠席するという。気骨のある政治家である。さすが村上水軍の後裔である。
歴史上何ら価値のない政治を行っていない、単なる長期政権だったというだけで国葬にするのは無茶な話だ。
国葬の対象になった吉田茂の在職期間7年は戦後日本の復興の道すじをつけた。池田勇人・佐藤栄作・タナカ角栄など次世代の指導者を吉田学校で育てた。安倍晋三が残したのは旧統一教会にどっぷり漬かった議員の集団だ。
対面式で行われる時事通信の世論調査では32.3%である。危険水域を通り越し「死に体内閣」に突入した。
岸田内閣は国葬のメリットを次の4点にした。
①在任期間が憲政史上最長の8年8か月
②経済や外交で実績を残した
③各国が弔意を表明
④選挙運動期間中の非業の死である
?アベノミクス?インフレ率2%を至上命題にした黒田日銀総裁は金融緩和の手を緩めない。円安に放置されることで国民の生活は圧迫されている。円安の方が物価が上がるのでインフレ率を上げることができる。円安でガソリン代電気代は上昇し、一方で国民生活は苦しくなる。日銀の為替介入のポーズもとっているが。日本単独での為替介入はうまくいかない。
一方でロシアのプーチンも地雷を踏んだ。予備役30万人に対し徴兵令状を発出した。今までは職業軍人やシリア人傭兵でお茶を濁してきたが、この一手は国民を覚醒させる愚策となる。なぜなら今までとは違い自分の息子や恋人や夫などが戦場に駆り出されることになる。周りに戦死者が増えてくれば情報統制の中にある国民も黙っていないだろう。ロシア国防相は予備役が2000万人ほどいてごく一部だとうそぶいているが、身近な人物が戦死者となって家に帰ってくるの黙視できる国民は相違ないだろう。兵隊を増やしても大義名分がない戦争なのであるから戦場離脱も出てくるだろう。半導体もないのだから精度が高いミサイルも作れない。砲弾なども北朝鮮から仕入れているという。大体ウクライナのゼレンスキー大統領をプーチンは単なる喜劇役者と見誤ったことから始まった。ゼレンスキーの健闘は歴史上多くの賛同を得られるだろうが、ロシアのプーチン大統領は悪名高き皇帝ネロと同列に論じられことになるだろう。
この稿を書いているときに立件民主党の代表が「ばれればしゃべる山際大臣」の辞任を求めたと報道があった。岸田首相も早く山際大臣を懲戒免職にしないと自分も寝首を取られますよ。
P.S:9月24日現在、米国のオバマ・トランプ元大統領も欠席となった。尚且つ国葬当日国連総会で首脳が集まるのでわざわざ日本に来る必要がない。すなわち岸田首相の説明した4条件である弔問外交は不発に終わることは間違いのないところである。いわゆる国費の無駄遣いになることが決定的になった。尚且つ国葬決定により、岸田首相は「死せる安倍元首相のの顔に泥を塗った」と言われる始末である。ある。いわゆる国費の無駄遣いになることが決定的になった。
(文責:岩澤信千代)