🗓 2024年01月31日
自民党安倍派の三ツ林裕巳衆院議員(埼玉14区)は31日、派閥の政治資金パーティーを巡るキックバック(還流)が計2954万円あったとするコメントを発表した。(毎日新聞)
谷川弥一もそうだが、目立たない議員が登場するのが今回のキックバックの特徴だ。3000万弱というのは立件された金額に近い。萩生田さんとほとんど同じだ。かたや陽の当たる道こちらは無名。いきなりネットに登場。地元民にのみ知られる議員さんだったはずが、ネットへ初登場。喜んでいいのか悲しむべきか本人は戸惑っているだろう。野党の要求通りリストが提出されたら蜂の巣のようになるのでは。告発した大学教授は収支報告書が訂正されれば新たな証拠になるので、それをもとに検察審査会に再度告発するようだ。金額の多寡にかかわらず不記載は法令違反だと息巻いている。少額だからと安心している議員もいるようだが網が掛けられるかもよ。今年の寒ブリは大漁で且つ脂がのってておいしいんだと。寒ブリでなく「まな板の上の鯉」状態はまだ続くなあ。
70万とか10万でも政務官辞任。気の毒としか言いようがない下村先生は記者会見で476万と発表した。そうすると安倍派会長になりたいと森親分に持っていった2000万は何処から出てきた?それとまだ残っている安倍派政務官の辞任もまもなくだな。キックバックをもらっていない議員を探し出すのは難しいだろう。販売額リストは検察が押収しているようだから、もう嘘つけないしなあ。結局岸田首相がやろうとした政務3役更迭の方がマスコミへの露出が少なかったということになる。萩生田の圧力で岸田首相が政務官を残したが安倍派の政務官たちにとっては不幸の始まりだった。
追加::首相は昨年12月、疑惑がかかった安倍派の松野博一官房長官ら4閣僚と副大臣5人を交代させた。政務官6人も含めた同派の「一掃」も検討したが、萩生田光一政調会長(当時)らが「政務官をやっている1期生まで辞めさせる必要があるんですか」などと反発。最終的に首相は、「自主判断」だとして、政務官の交代を当選2回の参院議員1人にとどめた経緯がある。
首相はこの時、「人事をやった後に疑惑議員が出てきては目も当てられない」と周囲に語っていたが、その懸念が現実となった形だ。
当時、首相に「一掃」を進言した閣僚経験者は、「最初から交代させておけばよかった。こういうのがぽろぽろと出てくると党の政治刷新本部の意味もなくなってしまう」と指摘。政権幹部も「五月雨式に辞めると問題を長引かせるだけだ」と顔をしかめた。(朝日デジタル)
(文責:岩澤信千代)