🗓 2024年02月01日

安倍派は30日、常任幹事会を開いたが、安倍派幹部は改めて離党や議員辞職を否定。若手・中堅議員は塩谷立座長に対し、政治責任をとるよう決議文を提出したが、幹部はのらりくらりとかわしている状態だ。(集英社オンライン)

安倍派幹部の自民党の政治責任はどうなった?茂木幹事長の安倍派に出した宿題の行方が宙ぶらりんだ。森前首相が麻生太郎に5人の処分でちょっかいを出しているらしい。そうこうしているうちに茂木派から離脱者が続出している。西名氏も脱退表明計8人。残り40名足らず。どうする茂木?平成研究会は小渕優子の父親小渕恵三が創立者である。茂木は日本新党経由で自民党にもぐりこんだいわば傍流である。茂木は安倍派に下駄を預けるのではなく職権で自民党本部の処分を出すべきだった。恨まれまいと安倍派に責任者の首を差し出せと言わなかったのが自分の傷を重傷化した。首相になるどころか平場の議員になるしかないということだ。もっとも選挙で勝てばの話ではあるが。有権者はそんなに甘くないぞ。甘利だって小選挙区で落ちた。安倍派幹部の政治責任なくしてこの問題は解決しない。

政治責任が明白にならないままでは自民党は泥船で大波の上をさまようだけだ。

(文責:岩澤信千代)