🗓 2024年03月01日
「弁明の機会を与えていただきありがとうございます。」一番の質問者は議員会館で西村氏と同じフロア―の武藤議員だと。西村氏の弁明の一つに責任を痛感し経産大臣を辞めたと言っている。これは伏線なのである。大臣を辞職したので自民党の厳しい処分は勘弁してくれと言いたいのだ。除名・党籍はく奪とかなればもう政治家としてやっていけない。
岸田首相の今までの思考からすれば、政倫審である程度の説明責任を果たした。だから自民党の処分は銀座の高級クラブ事件より甘いがこれこれの軽い処分にした。その論理で突き進むのではないか?「事務総長として金には関与していない。安倍会長と会計責任者が話し合って決めたのではないか。8月10日に経産大臣になり事務総長を離れたのでその後はわからない。」
「還付の停止について安倍会長の下で決めた。その場にいたのは下村・世耕・松本事務局長だった。手分けして安倍派議員に連絡した。キックバックの復活は安倍死後には経産大臣になったので知らない。安倍死後は塩谷・下村・西村・世耕・松本事務局長と協議したことがある。
明日迄予算案が衆院を通過すれば参院の可決を待たず自然成立する。政倫審はアリバイ作りでやはり自民党の横暴が隠されていた。能登地震の復興予算が含まれているから猶予は出来ないというのが強行突破の自民党の旗印だ。予算が突破してしまえばこれを人質にしてキックバックを追及していた野党は腰砕けだ。これが初めから自民党の狙いだ。だから岸田首相が政倫審に出席して29日に公開で背尾稟申を開催したのだ。ギリギリの日程調整問題があったのだ。予算を通せば岸田総理の手柄である。
(文責:岩澤信千代)