🗓 2024年03月06日

 自民党の茂木敏充幹事長の資金管理団体が、使途公開基準の緩い政治団体「茂木敏充後援会総連合会」に毎年多額の資金を寄付して支出の具体的な内容が分からなくなっている問題で、寄付による資金移動が2009~22年の14年で4億4千万円に上ることが6日、政治資金収支報告書の分析で分かった。後援会総連合会の支出のうち使途明細がない割合は09年と12年を除き毎年90%を超え、全体で94.4%を占めた。(共同通信)

 茂木幹事長は政治資金規正法というざる法を上手く利用していた。権力者が落ち目になるとハイエナのように弱点を突いてくる。日本でも戦国の世はもとより、光の君より古時代から繰り返されてきたことである。国民はもとより自民党議員ももう茂木を崇拝する人間はいないだろう。権力者が落ちていくのは惨めさが漂うのは古今東西変わらぬ歴史の共通項だ。

(文責:岩澤信千代)