🗓 2024年03月19日

 茂木幹事長と逢沢党紀委員長を中心に、派閥の政治資金事件に関与した対象議員の処分を決めていくという。茂木幹事長自体が政治団体から後援会に資金移動していると言われているのに、他議員を処罰できるのか?正に泥棒が同業者の泥棒に判決を言い渡す構図だ。幹事長として最後のお勤めか。あるいは自分の遺体を埋める墓堀人になるのか。もはや政界もサボタージュ茂木を見放している。疑惑議員に対し政倫審の参加を促したのは幹事長でなく、岸田首相だ。3人で行なっていた会食も今や岸田・麻生の二人で行なっている。麻生が言ったように人望がなければ味方が離れるのは世の常だ。茂木派の新しい政策集団の機影も見えてこない。

 甘利元幹事長のように小選挙区で敗退すれば目が覚めるのか。しかし直近の自民党の動きを見ていると自浄能力ゼロだな。検察は「会計責任者との共謀が立証できない。」と安倍派幹部を放免したが、国会答弁を聞いていると「検察が立証しなかったから、私は罪を犯していない。会計責任者から報告を受けていない。」と伝家の宝刀を見つけ出してきたように答えている。

 18日の衆院政倫審において森喜朗と確執が伝えられた下村博文の弁舌はそつなく、野党も手の打ちようがなかった。さすが国会答弁で鍛えているから違うなの印象であった。

 福島県選出の某議員のようになまじっか法務大臣になったばかりに議席を失ってしまったのとは違うなと思った。大臣にならなければ頭の回転が悪いことが白日に晒されなかった。力量の違いとはこういうものかと変に納得させられた。

 加藤の乱で有名な加藤紘一の娘鮎子 子供担当大臣は今や「ポンコツ大臣」と呼ばれているようだ。同じ世襲議員である野田聖子や小渕優子とは数段見劣りしている。鈴木宗男の娘貴子さんの方が凛々しく見えますよ。

おまけ:

自民党埼玉県連の青年局に所属する県議らが2016年1月に破廉恥なパーティーを行ったと19日、週刊文 春(電子版)が報じた。

自民党青年局とは何者?青年局の廃止論が沸騰しないのが不思議だ。

(文責岩澤信千代)