🗓 2024年03月21日
自民党の処分について4月上旬岸田首相訪米前に発表される予定だ。9段階の内1.2番の重い除名などはなく、3,4番目の「党員資格停止」「選挙での非公認」などが中心になりそうだ。安倍派5人組などは党員資格停止か。今まで築いた権力がすべて水泡に帰すくらいのダメージだろう。「地元民に俺は悪くない。」と嘯いていた議員も名前が出れば一気に信用を失墜する。80人を処分するというが全員落選すれば、過半数が維持できず過半数割れもあるかもよ。野党の皆さん、チャンスですよ。このチャンスを生かせますか。
決断が遅いために森キロウ一人をかばって大量の処分者を出す羽目に陥った。塩谷座長・西村・萩生田あたりの首を差し出すくらいで済んだのが大規模になってしまった。私が予想したより、重い処分が出そうな話だが、まだ海のものとも山のものともわからない。
しかし、このような党の一大事に茂木幹事長の姿が見えてこないのが不思議だ。注目は二階元幹事長と岸田首相の処分だ。岸田首相が党員資格停止などなれば自民党総裁でいられなくなる。悩ましいだろうなあ。すなわち、線引きをどこにするかの問題である。
処分された議員の後援会が「おらが先生を落選させてはなんねえ。」と一致団結すれば力を発揮するのも政治だ。ロッキード事件でも田中角栄は被告人ながら何回も当選している。
(文責:岩澤信千代)