🗓 2024年03月30日

 小池知事が衆院に鞍替えするかしないか萩生田氏に対する自民党処分によると思われる。萩生田氏は地元の八王子市長選で小池都知事の応援を得て辛うじて自民党系を当選させた。

 そして自民党都連会長は萩生田氏が続投を決めた。小池氏の後ろ盾は二階氏だ。解散しない限り議員の資格を失わない。東京15区で小池百合子が当選し、二階・萩生田・小池が連合を組めば岸田首相を総裁選で破ることができるやも知らず。70歳を超えた小池百合子が最後のギャンブルに挑戦するか。首長として安寧の政治生命を持続させるか4月は目が離せない。衆院議員復活は間違いないが、総裁・総理の道は果てしなく遠い。

自民党の処分は議員辞職勧告ではないだろうから、彼らには時間の猶予が次の総選挙まである。党籍はく奪でない限り、総裁選の選挙権はあるもあるのでまだいろいろあるような気がする。

 その後、都民ファーストの会は東京15区に乙武 洋匡(おとたけ ひろただ、1976年〈昭和51年〉4月6日 – )を擁立すると発表した。従って小池百合子の衆院鞍替えの目はほとんどなくなった。自民党は勝ち目がないし独自候補はたてないだろう。すると自民党がどこかを応援することになるだろうが、何処もイヤイヤだろう。贈賄疑惑の秋元司まで出る。十両級乱立の熾烈な戦いである。見ている方は面白くもあり、つまらないものでもある補選になりそうだ。自民党都連会長萩生田氏と小渕優子選対委員長も悩ましい時期を迎えている。萩生田氏は特に今週の処分が気になっているだろう。党役職停止になれば都連会長もやめるんでしょ。

 

(文責:岩澤信千代)