🗓 2025年05月11日
中型機「767」15%、大型機「777」21%、主力の中型機「787」は35%を占める。日本の航空機産業の生産分担率である。三菱重工・川崎重工・SUBARUタイヤはブリジストなどが部品を挙窮している。これらの企業が値切っている部品を米国で製造するのはほぼ不可能である。川崎重工機体と同じ大きさの窯で炭素繊維複合材を焼き上げる。ボーイングが米国に工場を作りそれを生産するには技術的に無理だ。軍用機もしかりだ。米国空軍に飛行機がいきわたらないことも意味する。
ボーイングンの民間機受注残は5600機以上あるらしいが、消化するには6.7年かかるらしい。航空機が中古化されれば世界の航空機会社の安全にも影響する。バカトランプよ、早く降参しろ。関税戦争をやめないと取り返しがつかなくなるぞ。
株式市場はあなたのやることに一時大きく反応したが、これからは無視を決め込むだろう。株価はお化けと同じで出る出るというと恐れられるが、出てしまえば「なーんだ」となってサプライズを受けなくなる。FRB議長だって解任できなかったではないか。もう、無茶を繰り返すのをやめよ。言った後で調査だと。言う前に調査しろ。米国の航空機類の輸入額621億ドル(2兆円)輸出額は倍の1236億ドルだ。十分に貿易黒字に貢献している。ボーイングは品質不正問題で生産できな状況にあるが、部品も高い関税分も払わなければならないとなると会社の存続に関わってくる。
そろばん塾の小学生レベルで経済を考えているのがトランプの脳みそだ。それでも米国の大統領権限は強く誰も止められない。山本リンダの「どうにも、止まらない」状態だ。
(文責:岩澤信千代)