🗓 2019年09月22日

ラグビー その3

 
9月20日、いよいよラグビーのワールドカップが開幕した。ロシアに先取点を取られたが、終わってみれば快勝であった。

日本で始めてハットトリックの3点を挙げた松島幸太朗は試合後のインタビューでこう言った。「トライはみんなで取れた。ワンチームで勝った。」今回のワールドカップでは、外国出身の選手が多いだけに日本チームの合言葉は「ワンチーム」だそうである。

やはり、試合前半は、重圧があったのか日本チームの動きは固かった。しかしランキング20位のロシアチームとは地力が違った。

このラグビーのランキングというものは、テニスでもそうだが、なかなか番狂わせがない。相撲は金星があり下位力士が横綱を破る事がままあるし、瞬間の動きで大いに予想と結果が違うことがあるのだが、ラグビーでは強いチームがそのまま勝つことが多い。

そこにチーム力が左右する余地がある。力差があると大差がつくことがあるが、負けたチームは連携がなく意思統一された戦いができなくなるというはっきりした試合ぶりが見えてくる。

いずれにしても、アジア初のワールドカップである。どこのチームも「ワンフォー・オール」で戦ってくると思うので、全力で良い結果を出してほしいと願っている。

(文責:岩澤信千代)