🗓 2021年01月12日

郡山の美穂田温泉が3月まで医療従事者に対し日帰り入浴を無料開放するという。県内・県外在住を問わず医療関係者にサービスを提供する。
 GOTOキャンペーンが新型コロナ菌を拡大させる要因の一つになったのではと医療専門家が疑義を唱える中、日夜奮闘している医療従事者にGOTOトラベルの恩恵は少ない。思うように休暇が取れないからである。
 その中で美穂田温泉の活動は医療従事者にとって利用者にとってリフレッシユの効果は絶大である。同じく税金を払っているのに一方のグループは恩恵を受けて旅行に行けるのに一方では国民の命を救おうと日夜奮闘している医療従事者が恩恵を受けられないのは極めて不合理なことである。
 この政治判断の一貫性のなさを埋めてくれたのが美穂田温泉の英断である。「コロナで死ぬか、飢えで死ぬか」というぎりぎりの困窮状態がテレビでも紹介されているが、経済対策も重要なのは理解できても、その不十分な対応の隙間を埋めてくれるのが民間の絆である。美穂田温泉の行動に続くいい案が出てくることを期待する。

今年の年賀状で大学時代の親しい友人から年賀状がきて驚いた。
 昨年感染して入院したと書いてあったので、すぐに電話した。感染源・感染場所は不明だが10日間入院した。今は完治したという。
 また別件で同級生に電話したところ、我々と同じクラスだった弁護士で地方の国立大学のロースクールの教授をしていたS君が正月テレビを見ていて急死したという。S君は同級生であるから当然同年である。慌てて香典を送った。
 今年、私は親父の享年と同じ年になったが、身近に「死」というもが近づいていることを実感している。
 ただ、新型コロナに感染して他の人に移すとか医療従事者の負担になる入院などしないように行動制約をしていこうと思う。
 今年5月は櫻井よしこ講演会・6月には第2回顕彰祭が予定されているが開催するにあたり、コロナ対策を万全にして実施するつもりである。

(文責:岩澤信千代)