🗓 2021年08月11日
今日の朝、衝撃的なテレビ番組を見た。寝ぼけ眼でスイッチを入れたらタイトルが「日本一静かなカフェ」であったので、どういうう意味だと興味が起きた。コーヒー豆を挽く音がしないのか、BGMが流れていない静かな喫茶店なのかと不審に思った。しばらく番組を見ていると授業員が全て聴覚障碍者なので、オーダーを聞くにも会話がないのである。飲食店固有の「いらっしゃいませ。」の大きな呼び声はないのだ。オーダーも全て手話の対応なのである。そうか言葉のやり取りがなければ喧噪さは生じない。
常連客と障碍を持った授業員との触れ合いが紹介されていた。コーヒーカップや手紙により感謝の気持ちの交流が描かれていた。東京国立駅にあるとあるコーヒー店の映像である。授業員全員が聴覚障害なので客とのやり取りは全て手話であるが、店は活況を呈していた。顧客は軽食を求めてくるのであって、コミュニケーションが取れて欲しいものが飲食できれば目的を達成できるのであるから十分と言えば十分である。しかし、短気な人は注文を出すときに言葉がなければ不安になる人は多いだろう。それが映像を見ていると顧客も店員を尊重して対応している。東京オリンピック2020では女性蔑視発言などで物議を交わしたが、多様性を認める人間の崇高な姿は巷にあふれているのだ。
実は性格なタイトル名は「日本一静かで笑顔あふれるカフェ」番組名は「目撃ニッポン」である。店の名前は山陰地方のある県にはないと言って揶揄された「スターバックスコーヒー」である。
障碍者にここまで活躍の場を与える外資の実力を垣間見たような気がする。
山陰地方の県がいじめられてるのは可哀そうだなと思いつつも、実は恥ずかしながら会津にもスターバックスがなかった。会津若松市郊外に造成中の商業団地に初めてできるらしい。オープンしたら車で私の家から10分とかからないのでその企業文化に敬意を表して訪問しようと強く思った。
(文責:岩澤信千代)