🗓 2021年10月04日

都民ファーストの会が国政新党「ファーストの会」を立ち上げるという。高市早苗が自民党総裁選で国会議員の票をかなり集め、善戦した。女性初の総理大臣に一歩も二歩も躍進したと言ってよい。自民党復帰・女性初の首相は小池百合子にとって幻と消えたと感じたろう。自民党から総裁になるのは困難だと悟った小池氏は、自ら党首となり維新の党のように存在感を示したいのであろう。すなわち東京都知事を退任した後の再就職先づくりである。

さて国民の審判はいかに。あと2か月もない国政選挙でファーストの会は結果を残せるはずもない。小池百合子がバクチに出たとしか言いようがない動きである。これから候補者を募るらしいが、みすみす負ける選挙に金と時間を使う好き者がどれだけ集まるというのだ。自民党総裁選が生んだ単なる副産物であるとしか言いようがない。

(文責:岩澤信千代)