🗓 2022年10月07日

第1区高村正大(まさひろ、慶應法学部卒、父は義郎元蔵相)、第2区岸信夫。第3区林芳正(東大・ハーバード大卒)、第4区安倍晋三(死亡)

10増10減の選挙区割りで山口選挙区は4→3に1議席が減る予定だ。岸信介の娘である安倍洋子さんは安倍晋三の議席を晋三の兄寛信の子供に継がせたいと思っているという。安倍晋三の国葬に兄寛信夫妻は参列したが子供たちの姿はなかった。一つ減るとすれば林芳正の下関を中心とする第3区に併合されるという。かなりシビア―な選挙になるので後継の名乗りは上げないだろう。岸信夫(佐藤栄作も同族)は車いすなので次期選挙には信千世氏が出るだろう。岸信介の系譜は存続しそうだが安倍晋太郎の系譜は混沌だ。

まあ選挙区事情を見ると長州(山口県)には明治維新以来の藩閥政治の影響か政治家の系譜がよく残っている。

他県にはない特色である。薩摩はどちらかというと軍人の系譜であり名だたる政治家を算出していない。

※次期会津会会長町野英明さんに吉田茂の国葬の時に佐藤栄作首相が十分な根回しをした上で、式場では町野武馬翁に対しても佐藤栄作首相が90度のお辞儀をしたと「週刊現代」に出ていることを伝えた。そしたら返信が来て町野武馬の葬儀委員長は佐藤栄作首相だったという。町野英明氏の祖父が町野武馬氏であり、その父が会津弔霊義会を作った町野主水氏である。主水(もんど)は「その名は町野主水」(中村彰彦著)に書かれているが旧会津藩士の傑物で豪快なエピソードが多い。新島襄の生徒であった兼子重光が自由民権運動をしていた時に三島県令の手先となり帝政党を組織し弾圧した。

(文責:岩澤信千代)