🗓 2022年10月27日
週刊ポストの記事である。
13人の側近のうち、「最大の戦犯」と見られているのが岸田首相の腹心、【1】木原誠二・官房副長官だ。財務官僚出身の政策通として鳴らし、岸田派では「新しい資本主義」など首相の政権構想づくりの中心となって岸田内閣発足とともに政務担当の官房副長官に起用された。「総理の信頼が最も厚い人物で、国政全般に舵取り役を担っている」(官邸スタッフ)と言われる。
【2】栗生俊一・官房副長官も評価が低い。人事に頭がいっぱいで辞任は8月末にずれた。安倍氏の国葬では、責任者を国交省出身の【3】森昌文・総理補佐官に押しつけた」(自民党閣僚経験者)
【4】吉川赳・代議士は本誌・週刊ポストが18歳女性との“パパ活”疑惑を報じている。首相が期待を寄せる人物は醜聞続きである。
【5】松野博一・官房長官。定例会見では淡々とした語り口の存在感が薄い人物だが、評価は低い。
【6】寺田稔・総務相(元財務官僚)は妻が代表を務める政治団体が地元秘書の給料を源泉徴収せずに支払い、長年にわたって“税金逃れ”をしていた疑惑が報じられ、国会で連日追及されている。
【7】嶋田隆・総理首席秘書官をはじめ、【8】磯崎仁彦・官房副長官(参院担当)、総理補佐官として前出の森氏をはじめ、【9】岸信夫・前防衛相、【10】森まさこ・元法相、財務官僚出身の【11】村井英樹・代議士、【12】中谷元・元防衛相らがいるが、まるで存在感がない。
【13】長男の翔太郎氏を総理秘書官に起用した。これでは傷口を広げるばかりだろう。
国民の声を「聞く耳」を持つことを強調した岸田首相だが、本人の「人を見る目」のなさは如何ともし難いようだ。
※週刊ポスト2022年11月4日号・・・全文は週刊ポストを購入して読んでください。
週刊ポストの記事の抜粋である。「鎌倉殿の13人」ならぬ岸田首相周辺の人たちである。皆さんどれもこれも心当たりがあるでしょう。岸田内閣で優れているのは国会答弁だけです。それも中身がなく官僚の作った想定問答集の棒読みです。首相自ら答弁内容に精通していなければいずれ馬脚が現れる代物です。他の閣僚の答弁能力も統一教会追及のおかげでいまだ未知数です。
(文責:岩澤信千代)