7月5日までクリミア半島まで避難するようにロシア人やウクライナ人従業員に勧告したという。ウクライナを核兵器ではなく原発で廃墟にしようとしているのか。

詳細は不明だがプーチンは何を考えているのだ？人間にはそれぞれ営みがあり、愛する家族のために懸命に生きているのだ。生きるという生存権迄奪おうとするのか。どうしてそんなに残虐になれるのだ。

ワグネルの反乱で予断を許さない状況になっている。この反乱により、かえって反対派を封じ込め強権国家の強化、プーチン政権の権力強化につながるかもしれない。さすればウクライナをはじめ世界に脅威を与える不幸な結果につながる。今年に予定されるロシアの地方選、来年3月の大統領選で独裁者を放逐できるのか全く予断を許さない状況になってきた。

一方でプーチンのプリゴジン外しは加速している。サンクトペテルブルクのワグネルセンターの看板取り外しなどワグネル排除が加速している。1450億円の国家予算と1500億円の食糧費など資金の流れを調査するとしている。これは国家予算の使途解明による不正の摘発を目論んでのことだ。すなわちプリゴジンに対して国家反逆罪ではなく国家予算の流用という別な罪名を適用することにも結び付く。

 

（文責：岩澤信千代）