🗓 2023年07月08日
共同通信が以下の配信をした。
【ロシア前大統領のメドベージェフ安全保障会議副議長は7日までに、ウクライナ侵攻に関し「全ての戦争は即座に終わらせられる。平和条約を結ぶか、1945年に米国が核兵器で広島と長崎を破壊したのと同じことをするかだ」と述べ、核兵器が使用される可能性に触れて威嚇した。】
プーチンの陰に隠れてほとんど存在感がないメドベージェフが爆弾発言をした。プーチンが超法規的に大統領になるために一時的に大統領にした男だ。プーチン政権が倒れた時にこのような人物が後継者になれば悲劇である。
核兵器が使用されれば「猿の惑星」になるのを知ないのか?
キーウを核攻撃すればアメリカがモスクワのクレムリン宮殿を攻撃するかもしれないのだよ。人類破滅の危機になる可能性があるのだよ。全世界安全な場所は無くなる。
クリミア半島、東部ウクライナを返さないで平和条約を結べるのか。ロシアが停戦条約を結ぶしかないなくなってきてるのは十分理解できるが、ウクライナを破壊するだけしてきて何が平和条約だ?
このような狂犬がロシアの権力中枢にいるのは恐ろしいことだ。
新しいニュースも入った。トルコのエルドアン大統領がウクライナのゼレンスキー大統領と会談し、ウクライナのNATO加盟を支持したという。EUもそうだがヨーロッパは全会一致が原則だ。今まで消極的だったトルコの支持が加われば、ウクライナの加盟が前進する。NATOは集団自衛である。もしウクライナがNATOに加盟していれば侵略されることはなかった。前の条約でウクライナが核を廃棄していなかったのならロシアはウクライナに侵攻できなかった。いずれにしてもウクライナのNATO加盟はウクライナ戦争終結後だろう。今加盟を認めれば即対ロシア戦争をNATO加盟国は始めなければならない。それはあり得ない。ただしハンガリーなど意見を異にする国はまだNATO内にある。
(文責:岩澤信千代)