🗓 2023年08月20日

斎藤佑樹が甲子園で慶應高校が躍進しているのを見て、「若き血にはトラウマになっている」と発言した。もちろん、斎藤佑樹の所属した早稲田実業が優勝した時に慶應高校は影もなかった。100年ぶりのベストエイトである。斎藤佑樹のトラウマは東京6大学の時の話だ。点数が入るたびに慶應は応援歌「若き血」を歌う。早稲田は古関 裕而 作曲の「紺碧の空」を歌う。斎藤が現役の時に慶應に点を取られると若き血が神宮球場にこだまする。それは大変嫌なことであるので、トラウマになっているのだろう。甲子園は数々の予想されないドラマを生んできたが、私の希望は決勝戦で慶應VS仙台育英のカードである。どちらも応援できるからだ。

慶應OBの竹田さん、これだったら受け入れられるでしょう。

過去に早稲田びいきのことばかりHPに書くなとおしかりを頂いた高校同級生が慶應OBの竹田君である。本顕彰会の会員でもある。ちなみに慶應の応援歌「我ぞ覇者」はあまり歌われないが古関 裕而 作曲である。

おまけに早稲田には「若き血」の替え歌がある。「バカき血に飢うるもの、狂気満てるやつら。銀座の女給にうつつをぬかし、ともに歩む姿見るもあさまし・・・・・低能、低能三田の色摩低能」ひどいので全文は掲載しない。

6大学野球を観戦すると自然と校歌・応援歌が頭の中に入る。土日で決着がつかないと月曜日に第3戦が行われる。特に早慶戦の日は学校に行くとエントランスに「休講」の張り紙がいっぱい貼り出される。教授が授業をしないのだ。「勉強より、神宮球場に行って野球の応援をしろ」ということなのである。

だから、全国に散らばっても肩を組んで同じ歌を歌えるのだ。授業で校歌は教えてくれない。神宮球場で覚えるのだ。だから他校の校歌や応援歌も歌える。

会員の角田さんは同志社出身なのだが早稲田の歌をすべて歌えるという。奥野先生との懇親会を会津の萬花楼でやったが、我々と肩を組んで「紺碧の空」を歌った。エールの放映中だったので奥野先生には我慢していただいた。

とすると角田さんはどこで早稲田の歌を覚えたのだろう?

PS. 慶應高校には大学にはない応援歌「烈火」があるという。「烈火」は、同校が88年ぶりに8強進出を果たした2008年に作られた。

(文責:岩澤信千代)