🗓 2023年08月19日

直近、仙台育英の活躍と創立者加藤利吉を取り上げた。利吉翁はライオン校長というニックネームで生徒に慕われた。彼は会津若松市の米屋のせがれである。

そして2.26事件を取り上げた。民間人で銃殺刑になった渋川善助は会津若松市の商家出身である。生家は日本の身欠きにしんの相場を決めるというほどの裕福な家庭であった。一族の渋川明雄氏が「渋川善助」という本を書いている。その本の後半に刑が執行された後の遺体の引き取り、会津への移送から本覚寺に埋葬されたいきさつが書かれている。妻の絹子の兄(佐藤直:佐藤慶の父親か)も出てくる。善助の母親が毎日仏前に水と大好きだったバナナを備え一緒に食べていた部分など涙を誘う。

何と渋川善助の父親の名前は利吉だそうだ。仙台育英の創立者の名と善助の父親の名前が同一だった。

直近で注目していることに関して「利吉」で一致点があるとは思いがけない驚きであった。昨夜懇意にしている明治大OBにも善助が校友であることを知らせたがやはり21時に「知らなかった」とSMSが届いた。

(文責:岩澤信千代)