🗓 2023年09月09日
睡眠薬代わりに昔読んだ本を書棚から引っ張り出して読んでいる。最近軽妙なタッチの本を読んだ。
その本の中にカナリア諸島のことが書いてあった。私もどこにあるか知らなかったが、「カナリア諸島」は聞いたことがあるだろう。
その諸島はアフリカ西岸沖の大西洋にある。島にたくさんいたイヌを見てローマ人が「インスナエ・カナリアエ」(犬の群島)と呼んだことが元になったそうだ。ラテン語の「カナリアエ」(犬の)が転じてカナリアになり、その後島に多くいた鳥の名前がカナリアになったという。今もカナリアがいっぱいいるのだが灰色か灰茶色か鶯色一般に飼われているカナリアとは違うようだ。
卵か先か鶏が先かで我々は無用の議論をすることがままあるが、犬がカナリアになったことはほほえましいとは思いませんか?ちなみに書名は「世界地図の楽しい見方」(ロム・インターナショナル編)です。他にも興味がそそられる項目がたくさんあります。
(文責:岩澤信千代)