🗓 2023年10月01日
Uチューブを見ていたらムッソリーニの逮捕までのあらすじが出ていた。はじめパルチザンのペドロに確保され農家にかくまわれていたらしい。そのあとパルチザン高級将校ヴァレリオ大佐がやってきて連れ出し、途中の曲がり角のベルモント荘の前の壁にムッソリーニと愛人クラレッタ・ぺタッチは立たされた。そして銃殺されたのである。ムッソリーニ60歳、クラレッタは32歳であった。それからミラノのロレート広場にあるガソリンスタンドの鉄骨に逆さづりにされた。この写真を見た方は多いだろう。ムッソリーニの顔面は銃撃され空洞ができ膨れ上がっていて、片方の足には靴を履いてなかったという。4月の日曜日だったので群衆が多く集まり興奮状態になったという。丸半日逆さ吊りにされた後、パルチザンにより埋葬されたという。作成者によると過去イタリアの歴史は古代ポリスより分断された国家と言えたが、それをまとめ上げたのはムッソリーニであり、その後のイタリア国家の一体化に貢献したと評価できる面もあると述べている。専制国家はいつもこういう終末をたどることが多いのでプーチンも習近平も夜も安心して眠れないのだろう。
(文責:岩澤信千代)