今会津藩士子孫会の北原会長が、むつ市を訪れている。今日むつ市の中学生達の演劇を見てきたという。涙を抑えるの精一杯だったという。劇の内容は詳しくは聞いていないが、尻屋崎灯台の建設に絡む旧会津藩士の苦労話だそうだ。

北原会長は一生懸命練習して演じた子供たちの劇を会津の人にも見せてあげたいという。DVDが手にはいれば私も是非見たいと思っている。会津に残る我々よりも、故郷を離れた旧斗南藩士の方が望郷の念が強い。会津若松市とむつ市は姉妹都市となっているが、これからも交流手段を多様化できるのではと思える。歴史をどう料理するかは現在のわれわれにかかっている。歴史から学ぶことは多い。

（文責：岩澤信千代）