🗓 2023年11月01日

自民党の柿沢未途法務副大臣が31日、辞任した。公職選挙法違反事件で東京地検特捜部の取り調べを受け、辞職表明した木村弥生江東区長にネット広告を提案したのが柿沢氏と判明し、引責辞任した。(東スポ)

岸田内閣の支持率が急低下している最中、山田太郎文部科学政務官が10月26日に辞任したばかりでまたもや二人目の辞任だ。二人の共通点は「みんなの党」に所属していたらしい。

大臣が粘って火達磨になって辞職した前回と違い、今回は不祥事が出るとすぐクビだ。それなりに学習効果はあるようだが、80歳代の麻生副首相や森前首相の顔色を伺いながらの政権運営、岸田総理にかける言葉もない。今回の柿沢議員は、過去にも酒気帯び運転の発覚を恐れて雪を食べてごまかそうとしたらしい。運転するなら酒を飲んではいけない。レベルが低すぎて話にならない。東京15区で次期衆院選の公認候補予定者となる支部長にしておくのは自民党の見識が疑われる。政治の世界からは退場するのが妥当だろう。ラグビーなどスポーツの世界でも危険なプレーをすれば一発退場である。

まだ大臣の辞職はないが、バカ息子の更迭に時間をかけ、優柔不断を世間にさらけ出した岸田さん。人事決定の時に身体検査は十分に行ったのかい。法務副大臣の後任も直前に副大臣だった人らしい。それなら変える必要なかったんじゃない。政務官・副大臣を経験させることで人材育成につながるのを否定しないが、次に大臣か3役で爆弾破裂すれば、内閣総辞職だよ。それにしても文春砲はじめマスコミの兵器は破壊力がある。こちらは褒めておこう。

(文責:岩澤信千代)