🗓 2023年11月20日
安倍元首相襲撃を受け昨年の選挙で自民党は「黄金の3年間」を手に入れたはずだった。広島サミットはゼレンスキー大統領を招聘したりして得点を稼いだのだが、バカ息子の官邸内乱痴気パーティー発覚から人気急落し、今では「何をやりたいかわからない」内閣の首班である。
ここにきて紅海で日本郵船の船が拿捕された。サウジやイランと連絡を取り外交で解決する努力をしているが覚束ない。
中国の習近平に原子力海洋放水で禁輸になっている、「日本の魚を買ってくれ」と言っても国内人気のない日本国の首相の言うことなど馬耳東風だろう。
戦国時代の武将は援軍が来るのを待つか、それとも城を枕に討ち死にするか二者択一であった。今の岸田首相を見ていると密かに地下道を掘り逃げ道を見つけようとしている風に見える。「増税メガネ」から「もぐら大作戦」へ変身か。
私も岸田首相も在野精神をモットーにする同じ大学学部出身である。基本は応援する立場にあるのだが、なすことやることがただただ総理の椅子に座っていたいだけに見えるので気が気ではないのだ。政務3役の任命も次期総裁選に向けて派閥の推薦を無条件に受け入れたから「ひびの入った石ころ」を集めるハメになった。パー券の収支報告書の問題もややこしくなるぞ。財務省・検察を敵に回して勝てるものではない。安倍晋三国葬から独断のそしりを払拭できないでいる。減税も財務省にコンタクトを取っているのかい。しかたなく書いている役人の答弁書をこれからも読み続けるのかい。何度も同じことを言っていると国民に見透かされるぞ。「任命責任は感じている。緊張感を持ってこれからも政権を運営していく。」そんなのんきなことをいつまでも言っているとライバルが緊張感を持って爪を研いでくるぞ。
ミサイルが飛んでくると「遺憾である。厳重に抗議した」と官房長官が壊れた蓄音機になる。
本当に危険が迫ってきたときに国民は反応しないぞ。中国の間抜けな皇帝が妃を笑わせるために狼煙を上げ続け、本当に王の命が危なくなった時に誰も家来が集まらなかったという故事を知っているのかい?
(文責:岩澤信千代)