🗓 2024年01月09日
スポニチから
岸田文雄首相は「大変遺憾なことであり、重く受け止めている」と官邸で記者団に述べた。自民党は7日付で池田容疑者を除名処分にした。安倍派は池田容疑者の逮捕を受け「関係者の皆さまに多大なご心配とご迷惑をおかけし、心よりおわび申し上げる」とのコメントを発表した。捜査に引き続き真摯に協力するとも説明した。
自民党議員は真摯に協力してないではないか。池田議員はメールなど証拠隠滅を秘書に指示した。クリスマス以来とんずらを決め込んだではないか。だから逮捕された。自民党から除名と検察と申し合わせたようなタイミングで発表した。議員辞職勧告と共に党籍除名を発表したら国民にもう少しインパクトがあった。これから逮捕される議員も除名だけで済むのか。選挙があればノミネートされた人々は再選されないだろう。いずれ議員失職になるのは見えている。犯罪者に100万以上の議員歳費を払うのはおかしいでしょ。もう政治家としての役割は果たせなくなるでしょ。どの面下げて議場に入るのか。
日曜かつ大地震直後の逮捕劇は検察の本気度を示すことはできた。でも巨悪をやっつけないと検察への期待は失望に変わる。ハマスがイスラエルを攻撃したが自分の軍隊8000人を墓場に追いやった。地下陣地もかなり壊された。自分の生存をかけて軍事力の優るイスラエルに攻撃を仕掛けた。イスラエルとサウジアラビアが仲良くしたために攻撃をせざるをえなかったと開設されている。
日本の検察は「法律の鎧」を着て国会議員に立ち向かっている。鬼の検察に武器(法律知識)を持たない議員が勝つ術はない。ハマスと違い、安倍派の議員は逮捕されれば戦争終結だ。対抗する手段は会計責任者との共謀の証拠となるメールやメモの消去しかない。逮捕を恐れてリアルタイムに証拠を焼却してないだろう。もっともメールを消去してもパソコンが押収されれば専門集団に任せれば簡単に復元できる。いわゆる無駄な抵抗なのだ。ハマスは生存をかけてイスラエルを攻撃をした。日本の国会議員は生存をかけてキックバック裏金を貯めたわけではないだろう。派内での勢力を伸ばすことや猟官運動やキャバレーに使ったのだろう。ここにハマスとキックバック議員の大きな差異がある。ハマスは射殺されれば、国会議員は逮捕されれば政治生命が終わるのでジ・エンドということでは共通するものがある。
(文責:岩澤信千代)