🗓 2024年01月16日

 橋本徹・宮崎謙介などがキックバック裏金問題で安倍派5人組が逃げられそうになったのに嚙みついた。しかし、私の周りにいる人の反応はいまいちだ。あきれ返ってものが言えない状態である。検察の不甲斐なさを批判する意見も聞かない。これはどういううことかと分析すると政治家はこんなものだろうと「あきらめの想い」を思っているのではないか。

 おそらくこの現象は投票率低下となって次の選挙に反映されるのであろう。投票率が下がれば組織票を持つ自民党が有利となる。無関心の結果はむごいものになる。すなわち国民の多数の意見が国政に反映されないということである。確かに今選挙となれば自民党は大敗するだろう。しかし選挙の時期は総理大臣の専管事項である。自分の有利な時に選挙ができるのだ。日本国民は熱しやすく冷めやすいという国民性がある。

毎日・NHKがリークした訴追断念に対して朝日新聞は沈黙を守っている。検察が頼りにならないとすれば誰が政道を正すのだ。政治資金規正法が改正されるにしても逃げ道を作るのに知恵を絞るのだろう。刷新本部に期待はできない。

(文責:岩澤信千代)