🗓 2024年04月04日
処分について既にリークされており、サプライズは何もなかった。とはいっても離党勧告を受けた二人は次期選挙が危うくなった。近畿大学の「理事長止めろ」と言われている世耕は学校法人トップを手放さないだろうが、塩谷さんは収入の道が閉ざされるだろう。パット見て萩生田さんは3000万近くのキックバックがありながらきわめて軽い処分だ。岸田首相は次期総裁選で萩生田さんはある一定程度の安倍派議員を糾合できると考えているのかもしれない。萩生田は菅前首相と麻生副総理とも親しい。
党員資格停止や役職停止は何の意味を持たない処分だ。無罪に近い。イノセントだ。岸田首相は解散総選挙を1年以内にできるのか。だから次の選挙は自民党で出馬できる可能性が高いのである。今岸田首相の狙いは一点、秋の自民党総裁選での再選である。記者会見を見ていると東京都連の会長は今回の自民党役職に該当しないという。自民党東京都連のメンバーが造反しなければ萩生田の地位は継続する。
「大山鳴動すれども鼠一匹」だったなあ。世耕は離党届を出したが、踏ん切りの悪い塩谷はどうすんだべ?萩生田は責任を感じて都連会長を辞任するか。西村は当選するのか。さて有権者はどう動く?
(文責:岩澤信千代)