🗓 2024年05月19日
最近新しい食べ物に出会った。一つは平田村の太田さんから頂いたウドである。大きくて白いウドである。初めて見る色と大きさである。近所に数本おすそ分けで分けしたのだが、翌日その中の一人がブドウパンを持って訪れた。味噌マヨをつけて食べたが一本ペロリと食べてしまった。味噌マヨとは味噌とマヨネーズを合わせるのだと言う。気になって初めて味噌マヨを作ってウドにつけて食べた。近くに女房がゆでたアスパラがあったので、それにも味噌マヨをつけて食べてみた。これもうまい。これは万能だ。わざわざスーパーからドレッシングを買ってくる必要はない。新しい発見だ。太田さんから自慢のミニトマトも入っていた。こんなにおいしいウドを独り占めにするのはもったいないので八重顕彰会のホームグランド大龍寺にも持っていった。後で聞いたのだが、ミニトマトを住職が嫁にも娘にも与えず、全部一人で食べてしまったという。そうなのだ。太田さんのミニトマトは甘酸っぱくて大変おいしいのである。そのことを太田さんに話したら、6月14日の顕彰祭に持って行ってやるからというので今から楽しみにしている。
もう一つは安中市有田屋の「みそバタ醤油」である。女房が買ってきたものだ。瓶の説明書きを読んで作ってみた。出来立ての暖かいご飯にバターを載せこの醬油をかけかき混ぜる。食べてみて大変おいしくおかずいらずだ。そういえば貧しい学生時代、ご飯にケチャップを載せて食べるのが好きだと言っていた広島出身の友人がいた。食堂でバターライスを食べたことがあるがそれは炒めたものだった。こんな食べ方もあるのかと感心した。
この有田屋は新島襄と同志社大学と深いつながりがある。現在も安中市にある新島学園の創立に深く関わっている。新島学園の校章は新島襄の家紋である。この有田屋は味噌醤油が源流であるがラスクなどの菓子も有名だ。土日休日は定休日なのだが、会津の新島八重顕彰会が来るというのでわざわざ日曜日に売店を開けてくれた。それも現当主がレジをやってくれた。「八重の桜」放映時には会津の大龍寺にも来たことがあるという。先祖の湯浅八郎は同志社総長も勤めたこともある。今回の研修旅行の目玉は新島襄旧家とこの有田屋である。
我々の安中訪問で10月頃安中市宅所関係者が会津若松を訪問する計画があるという。来ることになれば会津若松市役所にもそれなりの対応するよう報告した。
(文責:岩澤信千代)