今日は盛りだくさんだ。 まず兵庫県議会の知事不信任案、大の里の連勝なるか、日鉄がUSスチール買収再申請。

但し、USスチール買収の結論は大統領選後になるだろうが。 日鉄はUSスチール買収を対米外国投資委員会（CFIUS）に申請している。 日本経済のピーク時「ジャパン アズ NO!」 の著書がベストセラーになった頃であるが、三菱地所がロックフエラーセンターを買った。クリスマスツリーの点火の模様が毎年配信されるあのロックフエラーセンターである。 この時、日本企業の行なった金満行為はアメリカ人のプライドを大きく傷つけた。  数年して三菱地所は手放したが、この買収の時が日本経済のピークでもあった。 そこから日本経済の凋落が始まったと言ってもよい。

　今回のUSスチール買収も二の舞を踏むのであろうか？  日鉄が買収しなければ企業の存続が危ぶまれるほどのピンチなのだが、全米鉄鋼労組は反対している。 米国内のUSスチールの製鉄所は老朽化している。  日鉄は米国内の老朽化設備更新に27億ドル出すと言っている。。ロックフエラーセンター買収と同じように失敗するか成功するか。 2兆円投資する日鉄にとっても最大の決断になっている。

 

　順当に考えれば兵庫県知事は、失職するだろう。 過去に不信任案可決されたのは4件あるが、すべての知事は失職した。 脱ダムで騒がれた長野県知事の田中康夫は出直し選挙で再選された。 斉藤元彦知事の再選はまずないだろう。 斉藤元彦知事の再選はまずない。 県会を解散したら16億円の選挙費用が無駄になるだけだ。一人のプレーヤーの為に万人の税金を使うのを良しとする人はいない。本日の夕方不信任案が提出され全員一致で可決する模様だ。辞任か議会解散か知事は選択を迫られる。四面楚歌の中知事選択肢は限られる。議会解散などバカなことをするなよ。知事選だけで18億の税金がかかる。

大の里は12勝すれば直近3場所33勝勝利の条件をクリア―し大関昇格するかもしれない。明るい話題だ。

（文責：岩澤信千代）