🗓 2024年10月03日

週刊文春電子版の見出し、裏金衆院議員の3分の1が落選。丸川珠代・パンツ髙木、西村、萩生田、下村などの安倍派議員の劣勢を伝えている。さすが落選とは言ってないが劣勢という言葉を使っている。石破内閣の支持率は51%で新首相就任後の支持率はブービー賞ものだ。すでに平将明などの新大臣の寄付金問題が文春にすっぱ抜かれた。そんな中で解散・総選挙は薪を背負うて火に入るのと一緒だ。数度の挑戦で総裁になった石破さんは舞いあがっているとしか思えない。総裁選挙期間中は、野党と論争して国民に見ていただいてから、選挙と言っていたのが手のひらを反すように首班指名後最速で解散だ。実際のところ、裏金でバッシングされた議員に過去のしがらみから同情票も集まっているにいるが、集まりきらないうちに裏金議員は洗礼を受ける。裏金議員には公認しても比例復活は認めないなどの強硬意見も出ている。それもこれも野党の共闘体制が構築されないから、自民党は高をくくっている。小選挙区になったら共闘しか野党に勝ち目はない。その意味で立憲民主党の共産党・維新との距離感が問題になるのだが、野田代表の手腕が発揮されるのだろうか。

 石破内閣短命を見越して、高市早苗・小林鷹之は政権に入ろうとしない。高市が首相になったら外交はめちゃくちゃになるのだろうが、世界的に見ればドイツをはじめ右傾化が著しい。

 石破内閣が発足して円高・株安になり、慌てて石破は個人的には利上げは望んでいないと発言した。日銀に任せるなどの発言で急激な円高否認の姿勢に変わった。

 円安だからガソリンも高いし物価も上がっている。円安は国民の生活を苦しくさせている要因だ。ここはプロの日銀総裁に任せるのが賢明だ。政治家が為替・金利に言及するから変なことになるのだ。必ずしも円高が悪いわけではない。輸入価格が下がれば国民生活は楽になる。企業業績悪化予想で株価は下がってもしょうがない面もある。いずれにしても日銀の独立性に期待するしかないのだ。

 総選挙で安倍派議員に公認を与えるかを含めて石破首相は悩ましいだろうなあ。一方でおまんまの食い上げになるかどうか安倍派議員の胸中は針の上に座っている心境だろう。文春オンラインの予想では自民党裏金議員の34%が危険水域に立ち入っていると予測する。

 話は変わるがNTTから大至急電話が欲しいとメールが来たので、電話したら生年月日を聞かれたので答えた。調べて折り返し電話すると言って半日待っても連絡がこない。これは怪しいのに引っかかったかもしれない。しばらく、料金の請求に気をつけねばならない。

 不思議なことがもう一つあった。ネットの古本屋で中古本をオーダーしたのだが発送してから二週間たっても来ない。先方に電話してキャンセルした。料金も返金されてきた。その後発注した本が届いた。今度は料金を私が振り込まねばならない。私と本屋さんは余分な振込料負担で銀行と郵便局が儲かった。もう一日待てばよかった。その本をある人に送ると約束したので、別の本屋からもう一冊買った私は大損だ。

(文責:岩澤信千代)