🗓 2024年10月18日

 萩生田氏と20年来の友人だという維新の松井氏は、19日の八王子での演説に駆けつける予定だ。イヤー、何でもありだ。公明党は西村と三ツ林の応援も決めた。高市には石破より多くの応援演説の依頼が殺到だ。国会議員はバッジがなければただの人だ。秘書の給料も事務所費も払えなくなる。麻生財閥の総帥、近畿大学などの学校法人理事長だったら議員歳費などなくてもポケットマネーで何とかなるだろうが、一般の代議士はただの人になれば誰も「先生」などと声もかけてくれないし金に不自由する。地元のイベント、町内会の盆踊りから市役所がらみのイベントなどでも出席依頼など来なくなる。

 天と地の隔たりのある生活が待っている。当然新幹線のグリーン席にも乗れなくなる。議員とただの人とは大きな隔たりがある。秘書も代議士の落選と同時に失職である。公設秘書は特別な資格が必要なので所属していた議員が落選しても新しく当選した代議士に雇ってもらえる可能性がある。悲劇なのは地元の私設秘書である。事務所がなくなれば秘書はいらない。議員一人が失職するということは何人も影響を受ける。〇〇〇後援会長なども失職。多くの人の前でさももっともらしく演説していた機会も失われる。周りにいる人は景色が変わる。一般の有権者にとって「キックバック裏金議員ざまーみろ」で済む話が当事者は大変なのですよ。

それにしても福島3区は上杉謙太郎がよく「火中の栗」を拾ったもんだ。勝てばラッキー、負けても自民党のために負け戦覚悟で戦ったと称賛する人がいるのか、いないのか。

選挙期間中は大変だろうが、選挙が終わってから福島県の二分の一の広さの選挙区を維持できるのかい。会津では他の地域に見られない特殊な歴史がある。それを知らずして地域に臨むことは容易ではないよ。飲み会で話を合わせるのも一苦労だよ。きっと。まず長州を憎むことから始めなければならない。飯沼貞吉が長州人にお世話になった話などに惑わされないことだ。

(文責:岩澤信千代)