🗓 2024年11月03日

 今季開幕戦の出雲駅伝(10月14日、島根・出雲市=6区間45・1キロ)を制した国学院大が、伊勢路でも強さを見せつけ、全日本大学駅伝初優勝を飾った。19年と今年の出雲駅伝に続き、学生3大駅伝3勝目。エースで主将の平林清澄(4年)を中心に、第101回箱根駅伝(来年1月2、3日)で、悲願の初優勝を目指す。1990年度の大東大、2000年度の順大、2010年度の早大、2016年度の青学大、2022年度の駒大に続いて、5校目となる3冠の偉業もかかる。(スポーツ報知)

 国学院大のアンカー上原琉翔(3年)がエース平林からバトンを受け取ってから頑張った。箱根駅伝が楽しみだ。横綱・総理大臣になるのは狭き門であるが、箱根駅伝の優勝もまた針の穴を通るほど難しい。相撲と首相は個人戦だが駅伝は団体戦だ。10人のコンディションがものをいう。走る区間を決めるのは監督の裁量だ。タスキを落とせば失格、時間内にタスキを渡せなければ繰り上げ発走の地獄が待っている。予選なしの出場枠シード枠争いも激烈だ。ラグビーと同じ。ワン フオ オールである。

(文責:岩澤信千代)