🗓 2024年12月11日

 テレビでシリアのアサド大統領が虐殺を行っていた刑務所が公開されている映像を見た。10万人以上が拷問され命を落としたらしい。遺体がどこに処分されたかもわからず、遺族の人たちが遺体を探している刑務所内の映像である。アサドはロシア国内に10か所以上の高級マンションを持っているらしい。プーチンのおかげで優雅な生活を送るのだろうか。

 大阪地検検事正に性被害を受けた女性検事が泣きながら記者会見をしていた。これもむごい話だ。一回はこの元検事正は罪を認めて謝罪した。それが一転して「同意があったと思った」と前言を翻し弁護士を立てて戦う姿勢をみせている

 女性検事は事件の時に酩酊していたらしい。そこで性被害にあった。酔っ払い運転と同じで酩酊し、隙を見せたのが悪いと言われればそうだが。罪を追求し正義を貫く使命の検事が無抵抗をいいことに悪さをするのはどうも合点がいかぬ。司法の正義を信じたいとこの被害にあった女性検事は言っていたが、私も断罪を強く望みたい。この世に正義がなくなったら人類は滅亡するしかなくなる。

 友人が韓国の大統領が北朝鮮に国外脱出したと未確認情報の条件付きでメールが来た。国外脱出禁止令が出されているのに不可能だと私は思うが、シリアのアサドの連想だろう。慰安婦問題で日韓の歩み寄りを進めた大統領の失脚は日本国にとっても不利になる話だ。野党が政権を奪取して、慰安婦問題をぶり返して来たら、ややこしいことになる。

 もう一つ日本製鉄の社運を賭けた米国USスチール買収は2兆円の大型案件だが、バイデンは拒否するようだ。トランプも否定的だ。USスチールにとっては日鉄傘下に入ることが生き残る道なのだが、米国人のプライドの問題がある。過去の三菱地所のロックフェラーセンター買収が不正解だったように日鉄の買収は破談になると私は思っている。日鉄は買収のためにあらゆる手段をとると言っているが米国政府が否定的なのに無理な話だ。ソフトバンクのエヌデビアへのアーム売却もアメリカの独禁法に敗れた。なぜ日鉄があきらめないのかよくわからない。USスチールは日鉄傘下に入った方が従業員のためになるのはわかっているのだが、米国人のプライドが関わってくるから厄介なのだ。

(文責:岩澤信千代)